3回目のワクチンを打ち終わったキエッリーニが接種を広く呼び掛け!「自分たちや脆弱な人たちを守ろう」

2021年12月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「ワクチンやマスクなどを使って、私たちは平常に戻るために戦っている」

ワクチン接種をSNSで呼び掛けたキエッリーニ。(C)Getty Images

 ユベントスのジョルジョ・キエッリーニは12月2日、コロナワクチンの3回目の接種を行ない、「自分たちの役割を果たそう」と広く呼び掛けた。

 キエッリーニは、アリアンツ・スタジアムのイーストスタンド内にある最先端の医療センター、Jメディカルでワクチンを接種。打ち終わった後にベンチに座り、マスク姿で3回目を意味する3本の指を立てた写真を自身のSNSにアップした。

「ワクチンやマスクなどを使って、私たちは平常に戻るために戦っている。自分たちの役割を果たし、自分たちや脆弱な人たちを守るためにワクチンを接種しよう」
 
 イタリアの放送局『Mediaset』は、WEBニュースでキエッリーニの接種を紹介。「イタリア代表キャプテンの模範的な呼びかけで、ワクチン接種の重要性を再認識」と伝えた。

 さらに「パンデミックから抜け出すには、一人ひとりが他人を救済する責任の一端を担っている。それには、家族や親戚、恋人、友人、知人、あるいは同じチームを応援するファンも含まれる。ワクチンを接種しない権利はあるが、他人の健康を危険にさらす権利はない」とも報じている。

 また、『Corriere dello Sport』紙によると、キエッリーニの故郷ピサがあるトスカーナ州の州議会議長アントニオ・マッツェオが、自身のSNSで「イタリア代表キャプテンのようにワクチンを接種して、新型コロナウイルスとの戦いに勝ちましょう」とコメントしたという。キエッリーニの行動が、イタリア各所に大きな影響力を与えたようだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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