「ナカジマは違いを生む」中島翔哉のプレーをポルティモネンセ指揮官が称賛!「あのポルトと契約している選手だ」

2021年11月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クオリティに疑問はない」

復帰後に調子を上げている中島。(C)株式会社コネクト

 現地時間11月27日に行なわれたポルトガル・リーグ第12節で、ポルティモネンセはアウェーでファマリカンと対戦し、3-0の勝利を収めた。

 MF中島翔哉はトップ下で先発し、2得点に絡んだ。まずは23分に左サイドから深くえぐり、左足でクロス。クリアしようとした敵DFの頭に当ったボールに吸い込まれ、オウンゴールでの先制点となった。

 さらに中島は39分、今度は敵陣のペナルティエリア内でボールをキープすると、絶妙のスルーパスを通し、カルニーニョスのゴールをお膳立て。ポルティモネンセは70分にアイルトン・ボア・モルテのゴールで3点目を加えて快勝した。

【動画】背番号10・中島が躍動! オウンゴールを誘発したクロス、2点目のアシストをチェック
 現地メディア『O Jogo』によると、試合後、ポルティモネンセのパウロ・セルジオ監督は「難しい試合になると思われていたが、我々は素晴らしい試合をした。ファマリカンに勝利できたことは幸いだ」とコメント。さらに、85分までプレーした中島について記者から問われると、「クオリティの高さに疑問はない」と述べた。

「チームは効率よくプレスをかけるという点で成長した。それができないときもうまく守る方法を知っているし、よく実践できたと思う。サッカーチームは、バイオリンを弾く人と、バスドラムを弾く人で作る。チームが強ければ、個人の力も発揮される。今日は中島に限らず、平均以上のパフォーマンスをする選手がチームにいた。

 しかし、彼が人とは違うクオリティを備えていることに疑問はない。何せポルトと契約している選手だ。我々が中島に期待しているのはまさにその点であり、彼は違いを生み出すことができる。そのクオリティを持っており、疑いはない」

 次節は12月3日に行なわれるポルト戦だ。絶好調の背番号10は、保有元との対戦で再び躍動できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本屈指のドリブラー!中島翔哉のキャリアを振り返る

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