11月25日に公開された、ユベントスに密着したアマゾンのドキュメンタリー『All or Nothing Juventus』の中の、あるシーンが反響を呼んでいる。

　今夏にマンチェスター・ユナイテッドに移籍したクリスチアーノ・ロナウドがユベントス時代にチームメイトに激怒し、口論となったのだ。この場面を収めた動画が瞬く間に拡散し、スペイン紙『MARCA』など各国メディアが取り上げている。

　衝撃の"口論"が勃発したのは、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ（CL）決勝トーナメント１回戦のポルト戦、第２レグのハーフタイムだ。

　第１レグを１－２で落としたユーベは、ホームでの第２レグでも19分にPKで先制点を許し、リードを広げられて前半を終える。

【動画】C・ロナウドがユニホームを叩きつけて激昂！同僚も負けじと言い返し…大反響の口論シーン

　不甲斐ない出来にブチ切れたのが、C・ロナウドだった。ドレッシングルームに入って来るなりユニホームを叩きつけ、「もっと頑張らなきゃいけない。なんてことだ！ まったくプレーできていない！何もできてないじゃないか！」と激怒。同僚のファン・クアドラードが「心配しないで」となだめても、収まらない。

「いつもクソみたいなプレーじゃないか」

　クアドラードがたまらず「みんなの模範にならないと」と言い返すと、「本当のことを言わないだめだ。俺も含めて、みんなクソみたいなプレーだ。これはチャンピオンズ・リーグだぞ。強い気持ちが必要なんだ」と叫んでいる。

　大エースの叱咤で後半に振り出しに戻したユーベだったが、延長戦の末に敗退。７番はシーン終了後、３年を過ごしたトリノを去ったのだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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