「マリノスのDFはフルハシを悪夢と…」ポステコグルーがJ時代に“厄介だった”古橋亨梧を回想!「動きがとんでもないと言っていた」

2021年11月25日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「彼がいなければ、ポステコグルーのチームは大きく苦しむ」

J時代は敵だった古橋(右)についてポステコグルー監督(左)が言及した。(C)Getty Images

 セルティックが古橋亨梧を獲得したとき、日本代表ストライカーのことを知る者は決して多くなかった。だからこそ、クラブの決断に懐疑的な見方もあった。だが、ふたを開けてみれば、古橋は公式戦19試合で13得点とゴールを量産。今夏有数のヒット補強となった。

 500万ポンド(約7億円)に満たない移籍金で加わったアジアからの"助っ人"が、一躍チームのスターアイドルになると想像した人は少なかったはずだ。しかし、アンジェ・ポステコグルー監督は違う。横浜F・マリノスを率い、Jリーグで3年を過ごした指揮官は、古橋の実力をよく知っていた。

 オーストラリア人指揮官によれば、古橋が所属していたヴィッセル神戸と対戦した際、マリノスの選手たちはそのクオリティに舌を巻いていたという。サッカーサイト『HITC』は、ポステコグルーが『Open Goal』で「(古橋の)適応に最も驚かなかったのは私だ」と話したと伝えている。

「直接見てきたからね。(日本で)監督を3年やったんだ。ウチの選手たちがヴィッセルと対戦したときは、いつもDFたちが彼は悪夢だ、動きがとんでもないと言っていた」

【動画】セルティック同僚も絶賛!古橋がダンディー戦で決めた圧巻2ゴール
 HITCは「セルティックが彼をフィットさせ続けられれば、再びレンジャーズに勝ってリーグタイトルを手にするチャンスがある」と、チームにおける古橋の重要性を強調した。

「彼がいなければ、ポステコグルーのチームは大きく苦しむかもしれない」

 実際、9月の代表戦で古橋が負傷した際、その不在はセルティックに大きく響いた。古橋の実力を知るとともに、欧州シーズンの前からJリーグでプレーしていたことへの疲労も懸念するポステコグルーは、日本代表ストライカーが他チームに「悪夢」を見させ続けられることを願っているだろう。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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