【J1採点&寸評】鹿島0-0大分|ビッグセーブ連発の高木に笑顔はなし。関川は充実ぶりを垣間見せる

2021年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――シュート20本も実を結ばず

【警告】鹿島=三竿(52分) 大分=呉屋(43分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】高木 駿(大分)

[J1第36節]鹿島0-0大分/11月21日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
相手の守備を称えるべきか、拙攻を猛省すべきか。ACLの出場権を得るには負けはもちろん、引き分けも許されないなか、ほぼ一方的に攻め立てながらスコアレスドローに終わる。シュート20本も実を結ばず。

【鹿島|採点・寸評】
GK
1 クォン・スンテ 6
ピンチらしいピンチはなかった。あえて言えば、相手のフリックパスからニアに走り込まれた42分のシーンくらいか。ただ、これも素早くキャッチし、事なきを得た。

DF
32 常本佳吾 5.5
意外性のあるヒールパスによって背後をとられ、駆け寄ったはずみに相手選手ともつれた。「あわやPKか?」と思われる局面を作ってしまった。

DF
33 関川郁万 6.5
最終ラインでボールを回している際、両手を高々と上げてボールを要求するなど、連続フル出場中の充実ぶりを垣間見せた。自信を深めている様子がうかがえた。
 
DF
28 町田浩樹 6(72分OUT)
55分、左CKのチャンスに競り合ったとき、相手と激突し、頭部を強打。応急処置後、いったんピッチに戻ったが、足もとがふらつくこともあって交代に至った。

DF
2 安西幸輝 6.5
後半の途中からひとつ前にポジションを変えると、まるで左ウイングに見紛うばかりのパフォーマンス。82分には上田に絶妙なクロスを送った。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6
試合終了が近づくなか、ミドルレンジから渾身の一発を放ったが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

MF
20 三竿健斗 6
相手のカウンターに目を光らせつつ、セカンドボールを適切に回収するなど、中盤を幅広くカバーした。ただ、通算4枚目の警告を受け、次節は出場停止。
 

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