「モリヤスは誰の言うことなら聞くのだ?」森保監督の古橋起用法に英メディアが苦言!「日本サポーターのフラストレーションは明白」

2021年11月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「キョウゴが左サイドでプレーできると知っているが…」

古橋の起用法がスコットランドでも物議を醸している。 (C)Getty Images

 古橋亨梧をCFとして先発に起用しないのはなぜか――日本代表を率いる森保一監督の采配は議論を呼んでいる。それは日本国内だけではない。セルティックでの活躍を追う現地メディアも、その使い方に疑問を示している。

 森保ジャパンは11月16日、カタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選で、オマーンに1-0と勝利した。伊東純也の2試合連続弾で2位に浮上し、自力でのW杯出場権獲得の可能性を取り戻している。だが、日本は最終予選の6試合で5ゴール。得点力不足を騒がれている。

 セルティックで18試合13得点とゴールを量産している古橋だが、代表では前線の中央でキックオフからプレーできていない。それだけに、専門サイト『67 HAIL HAIL』は「グラスゴーでは見事に好調だが、なぜだか日本代表では先発できない。ピッチに立っても左サイドだ」と報じた。

「国内外の多くのタレントにもかかわらず得点不足なのは、本当に問題だ。そのタレントのひとりが、キョウゴ・フルハシである。そして結局、彼が出場してから日本は先制した。再びジュンヤ・イトウが得点を挙げ、そしておそらくは当面、モリヤスの仕事を救った」

【W杯アジア最終予選PHOTO】オマーン0-1日本|期待の三笘の突破から伊東が決勝点!

 古橋の起用法には先月、本田圭佑も疑問符をつけたことがイギリスで報じられた。『67 HAIL HAIL』は、「彼のようなレジェンドの声を聞かないなら、モリヤスは誰の言うことなら聞くのだ?」と批判した。

「我々はキョウゴが左サイドでプレーできると知っている。セルティックでもあった。だが、あれほど中央で見事な調子なだけに、彼が効果的に使われないのを見るのでは、日本のサポーターたちにとってずっとフラストレーションになるのは明白だ」

 まがりなりにも3連勝という結果を出し、一時は遠のいたカタールへの切符を再び引き寄せつつある森保ジャパン。指揮官は今後もこれまでと同じように古橋を起用していくのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】代表デビューの三笘薫が絶妙アシスト→伊東純也が2試合連発の千金弾

【PHOTO】敵地・オマーンで日本代表を応援するサポーターを特集!

次ページ【動画】代表デビューの三笘薫が絶妙アシスト→伊東純也が2試合連発の千金弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事