「ミナミノがより大きな役割を担うかも」ケイタ負傷で南野拓実を中盤起用か。「ビッグマッチに臨むうえでの解決策」

2021年11月01日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

南野獲得時のクロップの発言に注目

リーグ戦3分の出場に留まる南野は、出場機会を増やすことができるか。(C)Getty Images

 リバプールは現地時間10月30日のプレミアリーグ第10節で、ブライトンとホームで2-2と引き分けた。2点を先行しながら逃げ切れなかったことに加え、ユルゲン・クロップ監督にとって痛手となったのは、前半早々にナビ・ケイタを負傷で失ったことだ。

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 指揮官はアレックス・オクスレイド=チェンバレンを投入したが、ケイタ負傷で今後は南野拓実の起用も考えるべきとの声がある。英紙『EXPRESS』は31日、「クロップは実験的プランを実行せざるを得なくなるかもしれない。結果、タクミ・ミナミノがより大きな役割を担うかもしれない」と報じた。

 同紙は「8番よりFWとして見られるミナミノを実験的に選択する可能性もある」とし、南野が加入した際に、クロップが『ESPN』で「我々に必要で、攻撃のあらゆるポジションでプレーできる選手。そして、彼は8番としてもプレーできるかもしれない。それはこれから見ていかないとね」と話していたことを紹介している。
 
 これを受け、『EXPRESS』は「クロップにとって、リバプールが今後アトレティコ・マドリーやウェストハムとのビッグマッチに臨むうえで、ある種の解決策になる」と締めくくった。

 先発出場したリーグカップの2試合で3得点と結果を出したものの、プレミアリーグで1秒もプレーしていなかった南野は、ブライトン戦の終盤87分から途中出場。ようやく"今季のリーグデビュー"を飾っている。

 チャンピオンズ・リーグのアトレティコ戦や、リーグ4位のウェストハムとの大事な試合で出場機会を手にし、結果を残すことができれば、立場を大きく変えることも可能かもしれない。日本代表アタッカーに、出番は回ってくるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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