現地時間10月22日に行なわれたベルギー・リーグ第12節で、MF森岡亮太が所属するシャルルロワは、アウェーでシランと対戦し、３-１の勝利を収めた。

　51分にチーム３点目となる圧巻のゴールを決めたのが、セントラルMFとして先発した森岡だ。敵陣でするするとドリブルで持ちあがると、最後は２人のDFをかわして、右足でシュート。今シーズン３点目を鮮やかに奪ってみせた。

　現地メディア『WALFOOT』はこの得点を「リョウタ・モリオカの華麗なゴールだ」と称えている。

【動画】ドリブルでDF２人をかわし、冷静にシュート！ 森岡の今季３点目をチェック

「シランの芝生の上で、メトロノームを身体に宿しているかのようだった。いつでも仕掛けられる準備を整えていた森岡は、そのキャリアに素晴らしいゴールを加えたといえるだろう。相手のフィールドで自在な個人技を披露し、最後まで落ち着きを失わず、冷静に流し込んだ。３ゴール・５アシストという記録は、チーム内のシャマー・ニコルソン（７ゴール・２アシスト）に続く２番目の記録だ」

　また、現地メディア『VOETBALKRANT』も「森岡の素晴らしく見事なボール運びによって３点目を得たシャルルロワに、試合の流れは完全に傾いた」と綴っている。

　クラブとの契約を2024年まで延長してばかりの30歳は、いまや攻守の要となっている。好調を維持するシャルルロワを、さらに上位に押し上げることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部