「やはり彼なのだ」長谷部誠のプレーを現地メディアが称賛! 3バック中央で先発したELオリンピアコス戦で存在感

2021年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「相手に何もさせなかった」

キャプテンマークを巻いてフル出場し、今季3勝目に貢献した長谷部。(C)Getty Images

 現地時間10月21日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節で、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、ギリシャのオリンピアコスと対戦。両選手はともに先発し、前者は守備、後者は1ゴールを挙げ、勝利に貢献している。

 スコアラーであるラファエル・ボレと鎌田に劣らずの高評価を得たのが、3バックの中央で守備陣を統率した37歳の長谷部だ。現地紙『Frankfurter Rundschau』は、4段階評価で最も高い「良くやった」を付与し、このような寸評を添えている。

「ヘルタ・ベルリン戦(●1-2)よりも明らかに集中していた。ほとんどのデュエルに勝利し、多くの攻撃を簡単に切り抜けた。これこそが彼が広く知られる理由だ。やはり彼なのだ。今回のようにレフェリーともコミュニケーションを取りながら、適切な手段を見つけることができる。チームにはそれが必要なのだ」

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 また、現地メディア『Sportschau』も、この働きぶりを称賛。「守備面では(マルティン・)ヒンターエッガ―と古株の長谷部が目立った。いくつかのカウンターとPKを取られたチームのプレーを除けば、フランクフルトのDFは相手に何も許さなかった。前の試合の印象からは考えられなかったような出来だ」と綴っている。

 この勝利でフランクフルトは勝点を7に伸ばし、折り返し時点でグループDの首位に立った。2週間後にはアウェーでオリンピアコスとの再戦が控えている。今夏に就任したオリバー・グランスナー監督の下、少しずつ歯車がかみ合い始めたフランクフルト。このままグループ2位以上をキープし、決勝トーナメント進出を果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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