「他の監督たちと同じレベルではない」キャラガーの痛烈批判をスールシャールが一蹴!「私には影響しない」

2021年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

ここ7試合で2勝と低迷

スールシャール(左)がキャラガー(右)の“口撃”を一蹴した。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのオレ・グンナー・スールシャール監督が、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーに反撃した。英公共放送『BBC』が10月19日付けで伝えている。

 現役時代はリバプール一筋でプレーしたキャラガーは英衛星放送『Sky Sports』の『Monday Night Football』に出演した際に、スールシャールについて、「マンチェスター・ユナイテッドのファンと同様に、自分がプレミアリーグのトップにいる他の監督たちと同じレベルではないことを、彼自身も分かっている」と"口撃"。24日には古巣がユナイテッドと相まみえるため、挑発とも取れる発言をしていた。

 これに対し、スールシャールは「それは私には影響しない」と、自身への批判を一蹴している。

「クラブが私を信じている限り、私は自分自身を信じている。ジェイミー・キャラガーの意見がそれを変えることはないと確信しているよ。私には私の価値観とマネージング方法がある。日曜にはリバプール戦があるし、ジェイミーはこういった小さなことにも目を向けているんだろう」

 ただ、直近ではレスターに2-4で敗れ、ここ7試合で2勝1分4敗と、チームは苦しい状況にある。そうしたなかで、20日に行なわれるチャンピオンズ・リーグのアタランタ戦は、重要な意味を持つと捉えているようだ。
【動画】まさかの4失点!敵地で力負けしたレスター戦をプレイバック
 
「もちろん今は、陽気でハッピーなキャンプではないが、自分自身を見つめ直し、チームのために何ができるかを考えているよ。(レスター戦で)4失点してしまったことは大きな痛手であり、様々なレベルで細部に渡って改善していく必要がある。ホームでのアタランタ戦に勝てば、大きな力になるだろう」

 また、ノルウェー人指揮官は、一部では、利己的なプレーがチームのバランスを崩しているという指摘もあるクリスチアーノ・ロナウドにも言及。懐疑的な見方をはねのけ、その貢献度に改めて賛辞を寄せている。

「クリスチアーノはトッププレーヤーであり、彼の能力は我々も知っている。彼はチームのためにできることを全てやっている。11人の選手がいて、それぞれの役割と責任がある。私たちは、勝てると思うチームを出す。我々はレスターに勝てなかったので、勝てない時には常に批判がある」

 解任論も熱を帯びるなか、スールシャールは周囲の雑音をかき消すことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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