「極上のゴールがELでの戦いに希望を繋ぐ」古橋亨梧の千金弾を現地紙絶賛!「素晴らしいファーストタッチ」

2021年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

セルティック加入後9点目

得意の裏抜けから値千金の先制点を奪った古橋。(C)Getty Images

 現地時間10月19日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第3節で、セルティック(スコットランド)は、フェレンツバロシュ(ハンガリー)とホームで対戦。ここまで2連敗ともう後がないチームを救ったのは、公式戦12試合で8ゴールと、ひとり気を吐いている古橋亨梧だ。

 スコアレスで迎えた57分、古橋はジョッタの自陣からのロングパスに反応すると、完璧なトラップで相手DFを一気に引き離し、右足のシュートをゴールに流し込んだ。

 日本代表FWの今シーズン9点目となるEL本戦初ゴールで勢いを増したホームチームはその後、81分にショートカウンターからデイビッド・ターンブルが追加点を奪い、昨シーズンにチャンピオンズ・リーグの予選2回戦で苦杯を喫したハンガリー王者を撃破。3試合目にして初勝利を収めている。

 勝利の立役者となった古橋を、現地紙『THE SCOTTISH SUN』も称賛。「キョウゴ・フルハシの極上のゴールが、ヨーロッパでの戦いに希望を繋ぐ。セルティックはフェレンツバロシュに2-0と勝利を収め、昨年のチャンピオンズ・リーグでの雪辱を果たした」と伝えている。
 
 また、『Daily Record』紙も「日本代表はハンガリーのチームにとって本当に痛いところを突いて、重要な先制点を奪った。典型的なカウンターアタックによるゴールで、ジョッタからの素晴らしいパスでディフェンスラインを抜け出し、キョウゴは素晴らしいファーストタッチでボールをコントロールしてゴールに流し込んだ」と伝えている。

『Daily Record』はさらにチーム3位タイの「7」をつけた採点記事の寸評では、「フロントマンは、ほんの一握りの匂いを嗅ぐだけで、そのチャンスを見事にものにした」と、その非凡な決定力を称えている。

 セルティックの新エースは、今後もゴールを量産し続け、チームを高みへ導くことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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