「彼のスタイルはあまり好きではない」クロップが決戦を前にまたも“口撃”!一方シメオネは笑顔で一言

2021年10月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

前々大会ではリバプールがアトレティコに苦杯を喫し…

クロップ(左)とシメオネ(右)。試合後に笑うのはどちらの指揮官か。(C)Getty Images

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が現地時間10月18日、敵地で開催されるチャンピオンズ・リーグのグループステージ第3節、アトレティコ・マドリー戦の前日会見に出席。敵将ディエゴ・シメオネへまたも"口撃"している。英衛星放送『Sky Sports』が伝えた。

 両者は直近では、前々大会のラウンド・オブ16で対戦。その際は2戦合計1-1で延長までもつれ込んだ末に、最後はリバプールが2-3で涙をのむ結果に。連覇の夢が途絶えたなかで、クロップ監督が「彼らはあれほどのクオリティがありながら、なぜあんなサッカーをやるんだ。コケ、サウール(ニゲス)、(マルコス)ジョレンテがいて、適切なサッカーができるのに、90分間、深く守ってカウンター狙いだ」と苦言を呈したことが話題となっていた。

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 それからおよそ1年半。クロップは、今シーズンでアトレティコ就任11年目と長期政権を築くアルゼンチン人指揮官に対し、敬意を払いつつも、改めて率直な思いを明かしている。
 
「彼は現在のスペイン・チャンピオンであり、アトレティコで大成功した。ワールドクラスの選手たちを抱えていて、彼らに気を配り、選手と共に人生をかけて全力で戦っている。ディエゴの質の高さを物語っているので、彼らの仕事をこれ以上ないほど尊敬しているよ。

 気に入っているかって? あまり好きではないね。だがそれは普通のことだ。異なる種類のサッカーを好むのが私だ。他のコーチは別のスタイルのサッカーを好むもので、誰もが気に入る必要はない。純粋に成功すればいいんだ」

 一方、シメオネは、クロップに先んじで行なわれた会見で「2020年からのドイツ人指揮官の批判に対して何か言うことはないか」と投げかけられるも、笑顔で一言「何もない」と答えている。

 キックオフ前より熱を帯びる注目の一戦。試合後会見で勝利の笑みを浮かべるのは、一体どちらの監督だろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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