現地時間10月18日に開催されたプレミアリーグ第８節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、クラブOBのパトリック・ヴィエラが率いるクリスタル・パレスとホームで対戦。一時は逆転を許したものの、後半アディショナルタイムに途中出場のFWアレクサンドル・ラカゼットが劇的な同点ゴールを叩き込み、何とか勝点１を手にしている。

　この試合で日本代表帰りの冨安は、右SBで５試合連続のスタメン出場。開始８分には、二コラ・ペペとのワンツーで、主砲ピエール＝エメリク・オーバメヤンの先制ゴールに絡んだ。
【動画】冨安がワンツーでお膳立て！ アーセナルの先制ゴールをチェック

　簡単に裏のスペースを使われたり、自陣でボールをロストしてシュートに持ち込まれたりする場面もあったものの、1対１で相変わらずの強さを発揮している。
 

　地元メディア『football.london』によれば、アーセナルのミケル・アルテタ監督も、そのプレーを評価しているようだ。「インターナショナルブレークに長距離の移動をしたトミヤスのパフォーマンスに疲労感は見えたか？」という質問につぎのように答えている。

「いや、だるさは見えなかった。すべてのデュエル、すべてのボールを正しい方法でアプローチする、いつもの彼と同じプレーをしていたと思う」

　そして、「他の選手と同じように、良い瞬間と悪い瞬間があったが、彼には本当に満足している」と続けている。

　ただ、冨安加入後に３連勝をしたアーセナルは、ここにきて２試合連続ドローと足踏み。22歳のDFは、チームとともに正念場を迎えているといえそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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