一歩間違えば大惨事となっていた"スタンド沈没"が、物議を醸している。

　現地時間10月17日にオランダ・リーグ第９節が行なわれ、フィテッセは同じヘルダーラント州に本拠地を持つ昇格組のNECと敵地で対戦。16分にU-21デンマーク代表FWニコライ・バンデン・フレデリクセンが奪った1点を最後まで守り切り、１-０でダービーを制した。そんな一戦で悲劇が起こったのは、試合終了の後だった。

　選手たちは肩を組み、スタジアムに詰めかけた大勢のサポーターと共に、大興奮でジャンプし、喜びを分かち合う。すると次の瞬間、負荷がかかりすぎたのか、スタンドの最前部の一部が崩壊し、サポーターが倒れ込むような形になってしまったのだ。
【衝撃動画】歓喜のダンスが一転悲劇に。それでも選手＆サポーターはすぐさま…

　まさかの事態に選手らは頭を抱えたが、幸いサポーターは大事には至らず、すぐさま拳を突き上げるのを見て、再び祝杯を挙げている。

　この衝撃映像は瞬く間に世界中で話題となり、SNS上では驚きの声が広がっている。
 

「何だこれは！？」
「そのまま続けるのがやばい」
「これはクレイジー」
「幸運にもスタンドの下にコンテナがあった！そうでなければ被害はさらに悪化していただろう」
「危険すぎる」
「今すぐスタジアムを閉鎖して徹底的に調査してくれ」

　英紙『The Sun』によれば、スタジアムのあるナイメーヘンの市長は、現地紙『De Telegraaf』で「起こったことにとてもショックを受けている。幸いなことに、我々が知る限りでは、誰も怪我をしていない。ここで起こったことをできるだけ早く調査してほしい」と述べている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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