【移籍市場超速報】インテル モントーヤ獲得でバルサと合意 買い取りオプション付き2年レンタルで

2015年07月01日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

インブラをポルトにさらわれた中盤は――。

買い取りオプション付きの2年レンタルでインテル移籍が決まったモントーヤ。バルサ生え抜きの右SBのリスタートに注目だ。 (C) Getty Images

 インテルはバルセロナの右SBマルティン・モントーヤの獲得でクラブ間合意に達した。条件は買い取りオプション(600万ユーロ=約8億4000万円)付きの2年レンタル(100万ユーロ+ボーナス100万ユーロ)。
 
 ただしこのオプションは、あらかじめ決められた出場試合数を超えた場合には買い取り義務となる。レンタルも1年目に一定の出場試合数を超えた時には自動的にもう1年更新される仕組み。7月2日にメディカルチェックが予定されている。
 
 一方、一度は合意に達しながらポルトの横槍で獲得交渉がペンディングになっていたジアネリ・インブラ(マルセイユ)は、最終的にポルト行きを選んだ。
 
 ポルトには投資ファンド『ドイエンスポーツ』が獲得資金を融資することになっており、インブラはマルセイユからドイエンのネリオ・ルーカス代表がチャーターしたプライベートジェットでポルトに向かい、契約書にサインした。これでルーカスは、ジョフレー・コンドグビアのミラン行きをインテルに潰された復讐を果たした格好だ。
 
 これを受けてインテルは昨日お伝えしたフェリペ・メロ、ジョン・オビ・ミケル、アレクサンドル・ソングに加え、ナポリが獲得に乗り出しているアラン(ウディネーゼ)もリストに追加して中盤補強の動きを継続している。
 
 さらに前線についても、ステバン・ヨベティッチ(マンチェスター・シティ)、ファン・ギジェルモ・クアドラード(チェルシー)、ドリース・メルテンス(ナポリ)、イバン・ペリシッチ(ヴォルフスブルク)、さらにはマテュー・ヴァルビュエナ(ディナモ・モスクワ)などをターゲットにしており、今後も新たな動きが出てきそうだ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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