【J1採点&寸評】清水0-1柏|MOMはJ1初ゴールの三丸! 清水は今季を象徴するような悔しい敗戦に…

2021年10月17日 前島芳雄

清水――ボール支配率では上回ったが…

【警告】清水=なし 柏=大南(23分)
【退場】清水=なし 柏=なし
【MAN OF THE MATCH】三丸 拡(柏)

[J1リーグ32節]清水0-1柏/10月16日(土)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 5.5
自分たちがイメージする戦い方ができて、ボール支配率でも上回り、チャンスも作った。先制点を決めれば非常に優位に立てる流れだったが、そのビッグチャンスを逃し、逆に一瞬の隙から失点。今季を象徴するような悔しい敗戦に。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 6
前半の相手の決定機はしっかりと股を閉じてセーブ。三丸のシュートを止めるのは難しかったが、安定したプレーは継続した。

DF
4 原 輝綺 6
サイドの攻防で優位に立って、攻撃参加も多かった。クロスはなかなか成功しなかったが、裏へのパスも目立ち、55分には惜しいシュートも放った。

5 ヴァウド 6
強さを生かして自分の周辺ではクリスティアーノに仕事をさせず、カウンターにもしっかり対応。後半は効果的なフィードも目立った。

38 井林 章 6
ロングボールを集められて、クリスティアーノとの競り合いが増えたが粘り強く対応。ポゼッション率を高める面でも力を発揮した。

7 片山瑛一 5.5(85分OUT)
右からの攻撃が多く、左にスペースができたなかでサイドチェンジを受けて攻撃に絡んだが、なかなかチャンスは作れず。スローインから攻め込まれる場面が目立ったのも気になるところ。
 
MF
6 竹内 涼 6(60分OUT)
松岡の出場停止も影響し、7試合ぶりに先発。ボールを散らすパス、縦につけるパスで特徴を発揮し、キャプテンシーも見せてボールを握る展開を作った。

3 ホナウド 6
ボールを失わずに確実に味方につなぐ安定感が光り、インターセプトも見事だった。チャンスに直結するパスは少なかったが、積極的にミドルシュートも狙った。

16 西澤健太 5.5(60分OUT)
献身的なオフザボールの動きを見せてサイドで起点を作り、主導権を握る展開に貢献。だが、47分の決定機を外したのは痛恨で、試合の流れにも影響を与えた。
 

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