神戸、ドウグラスの86分決勝弾で福岡に執念のウノゼロ勝ち! 4位名古屋に勝点3差つけACL出場権争いで一歩リード

2021年10月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボージャンは移籍後初スタメンを飾る

終盤の86分に決勝ゴールを挙げたドウグラス。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは10月16日、各地で32節の6試合を開催。ノエビアスタジアム神戸では、ヴィッセル神戸対アビスパ福岡の一戦が行なわれ、1対0で神戸が勝利を収めた。

 試合は、神戸が7割を超えるボール支配率で主導権を握るが、福岡の堅守を破り切れない展開が続く。前半は移籍後初スタメンを飾ったボージャンの強烈なミドルなどで福岡ゴールを脅かしたが、0-0のスコアレスで折り返した。

 後半も神戸が支配する展開が続いたが、なかなかゴールを奪い切れない。85分にはここまで随所に輝きを放つプレーを見せたアンドレス・イニエスタに代えて中坂勇哉を投入して勝負に出る。

 すると86分、神戸は左サイドを破り、初瀬がクロスを供給すると、これを途中出場のドウグラスがヘディングで叩き込み、ついに均衡を破る。神戸が待望の先制点をもぎ取った。
 
 試合はこのまま1-0でタイムアップ。神戸が最後まで集中した守りで福岡の反撃を断ち切り、勝点3を掴んだ。神戸はこれで勝点を60に伸ばし、4位の名古屋グランパスに勝点3差をつけて、ACL出場権争いで、一歩リードした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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