「久保も堂安も不在かもしれないが…」来月対戦するベトナムのメディアが森保Jを警戒!「彼らは希望をもぎ取ろうとしている」

2021年10月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

田嶋会長は森保監督を支持

オーストラリア戦で日本を劇的勝利に導いた森保監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 10月12日に埼玉スタジアム2002で開催されたカタール・ワールドカップ・アジア最終予選・第4節で、日本はオーストラリアと対戦し、2-1で勝利。1勝2敗という崖っぷちの状況で迎えたホームゲームに勝ち、グループBの2位以内に望みを繋げた。

 だが、試練は続く。11月にはアウェー2連戦が控えており、11日にベトナム、16日にはオマーンと相まみえる。

 そんななか、ベトナム紙『Bong da』は10月15日付けで「日本の監督は我々との対戦前に、"確約"を得た。サムライブルーにとってベトナムとの対戦は重要な意味を持つ」と伝えている。

「サウジアラビア戦に敗れた後、指揮官と選手たちはものすごいプレッシャーにさらされた。まさかの敗退が目前に迫ってきていたからである。だが、日本サッカー協会の田嶋幸三会長のお墨付きを得て、森保監督はベトナムに来訪することが決まっている。オーストラリア戦で得た勝点3は、彼がベンチに座り続けるための命綱となった。そして、次なるベトナム戦は、サムライブルーにとって、順位を上げるためのチャンスだと捉えて、希望をもぎ取ろうとしている」

【PHOTO】埼玉スタジアムに駆けつけ、選手を後押しする日本代表サポーター!
 また、現地メディア『Zing News』は「森保監督はハノイに向かう準備を安心して行なうこととなった」とも伝えた。

「指揮官は、オーストラリア戦後に『生き残ったのだから、W杯に出場しなければならない』と叫んだ。彼らはベトナムの地で3ポイントを取り、カタールW杯への切符の希望を高めることが期待されている。ただ、負傷しているアタッカーの中心、久保建英や堂安律は不在かもしれず、もし、敗れるようなことがあれば、森保監督は代償を支払うことになるだろう。我々との試合は、日本にとって今後を左右する大きな意味を秘めている」

 最終予選4試合を終え、ベトナムは4連敗。しかし、初勝利へのモチベーションは高く、同メディアは「何が起こるか分からないのがフットボールだ」とアップセットを期待している。

 果たして、森保ジャパンはこのアウェー戦で確実に勝利を収めることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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