「すごい能力の持ち主だ」C大阪の豪州代表アダム・タガートが警戒する日本の選手は? 「上手いのでワクワクしている」

2021年10月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「常にゴールを目指して戦うチームスタイル」

今シーズンから日本でプレーしているアダム・タガート。(C)Getty Images

 日本代表は10月12日、カタール・ワールドカップ・アジア最終予選の第4節で、オーストラリアを埼玉スタジアムに迎える。

 7日のサウジアラビア戦で、早くも2敗目を喫した森保ジャパンにとっては、ここまで3連勝の相手に対し、引分けも許されない一戦となる。

 その豪州の攻撃陣の一角を担っているのが、今季からセレッソ大阪でプレーするアダム・タガートだ。日本を知る28歳は、『DAZN』によるインタビューで、対戦する森保ジャパンのキーマンについて語っている。「AFCアジア予選裏チャン解説・岩政大樹とオーストラリア戦プレビュー」で紹介された。

 まず、「私たちはアグレッシブで攻撃的なサッカーを目指している」と切り出したアタッカーは、オーストラリアのサッカーについてこう語った。

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「アーノルド監督はコンビネーションを重視して、ディフェンスの裏への抜け出しや、3人目を使った攻撃に重点を置いている。得点しても守りに入らず、常にゴールを目指して戦うチームスタイルだ」

 日本の注目選手を聞かれると、新天地のアーセナルで躍動している冨安健洋の名を挙げ、「この前の(トッテナムとの)ノースロンドン・ダービーを見たが、彼にはすごいディフェンス能力がある」と称賛。対戦を楽しみにしているようだ。

「1対1が強くて、前から積極的にボールを取りにいく。アグレッシブに前にも出ていくし、オールラウンダーな選手だ。上手い選手と対戦できるので、今からワクワクした気持ちだ」

 オーストラリアが3‐1で勝利した前節のオマーン戦でも1トップを担ったタガートは、その冨安との激しいマッチアップが予想される。日本は、イングランドやスコットランドでもプレーしたこの経験豊富なストライカーを抑え込めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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