【移籍市場超速報】ミラン FWバッカの獲得が決定 次はベルギー代表MFヴィツェル!?

2015年06月29日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

イタリアU-21代表MFバゼッリにも触手。

ポグバ退団の際の代役としてユベントスがリストアップするベルギー代表のヴィツェルに、ミランも接触。所属するゼニトと公式にコンタクトを取った。 (C) Getty Images

 ミランは、イタリア代表MFアンドレア・ベルトラッチに続いて、コロンビア代表FWカルロス・バッカ(セビージャ)の獲得にこぎ着けた。
 
 すでに6月26日、選手サイドと年俸250万ユーロ(約3億5000万円。段階的に300万ユーロ=約4億2000万円までアップ)の5年契約で合意に達し、翌27日にアドリアーノ・ガッリアーニ副会長がセビージャのモンチSDと会談、移籍金3000万ユーロ(約42億円)の支払い方法は後日詰めるという条件で基本的な合意が成立。移籍手続きの準備に入った。
 
 ミランは当初、放出リストに入っているフランス代表DFアディル・ラミも交渉に組み込みたい意向だったが、セビージャがこれに難色を示したため金銭のみの支払いとなった。ちなみにラミにはリヨンが興味を示している。
 
 前線に加えて中盤のさらなる補強を目論むミランは27日、ベルギー代表アクセル・ヴィツェル獲得に向けてゼニトと公式にコンタクトを取った。
 
 ゼニトの要求額は4000万ユーロ(約56億円)。ここからどこまで条件を引き下げることができるかが今後の鍵になる。
 
 ミランはさらにイタリアU-21代表MFダニエレ・バゼッリ(アタランタ)にも食指を伸ばしており、クラブ間の話し合いが持たれる予定だ。ただしバゼッリにはフィオレンティーナも興味を持っており、今のところこちらが優位に立っている。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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