「彼を見ていると笑顔になる」クラブの月間MVP受賞の冨安健洋を指揮官がべた褒め! 「非常に感銘を受けた」

2021年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

断トツの得票率で選出

アーセナル復調の立役者となった冨安(18番)に、アルテタ監督(左)は全幅の信頼を寄せているようだ。(C)Getty Images

 冨安健洋がアーセナルの9月の月間最優秀選手に選出された。クラブ公式サイトが10月7日に発表した。

 22歳の日本代表DFは、合流からわずか2日後のノーリッジ戦(9月11日、〇1-0)で新天地デビューを果たすと、右SBとして攻守に持ち味を発揮し、開幕からの連敗ストップに貢献。以降バーンリー戦(18日、〇1-0)、トッテナム戦(26日、〇3-1)とフル出場し、抜群の守備対応でリーグ3連勝の立役者のひとりとなった。

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 冨安はなんと51%の得票率を獲得。2位はイングランド代表GKアーロン・ラムスデイル、3位はU-21イングランド代表MFエミール・スミス・ロウとなっている。

 今回の発表を受け、ミケル・アルテタ監督は、加入以降小さくないインパクトを残している冨安に、改めて特大の賛辞を寄せている。
 
「彼は正しい方法で、情熱や責任と、自分ならできるという正しい自信を持ってやっている。私は非常に感銘を受けた。彼を見ていると笑顔になるよ、コミュニケーションの取り方や彼のあり方にね。

 彼にとっては簡単なことではなかった。(合流)2日後のノーリッジ戦から出場してもらい、バーンリー戦、そしてノースロンドン・ダービーだ。色々なことがあったが、私はとても満足している」

 そのうえで、今後の課題としては、トップパフォーマンスを維持し続けることだと語っている。

「(プレミアリーグは)適応するのが最も難しく、トップに居続けるのも最も難しい。それが課題だ。いま、彼はこのクラブとこの国でプレーするのに適したクオリティ、メンタリティ、パーソナリティを持っていることを示しているので、それを維持し、向上し続けなければならないね」

 加入初月で、名門アーセナルでMVPに輝くという離れ業をやってのけた冨安。シーズン通してクラブやファンの期待以上のパフォーマンスを続け、復活を期すチームを栄光に導くことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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