「岳を責められない」ミスからの失点に遠藤航はサポート不足を嘆く「もっと距離感を意識したかった」

2021年10月08日 サッカーダイジェスト編集部

「プラン通り進んでいた。だけど…」(遠藤)

ボランチでフル出場した遠藤。悔やんだのは先に点を奪われたことだ。写真:AP/アフロ

 日本代表は現地時間10月7日、敵地でワールドカップ・アジア最終予選第3節のサウジアラビア戦に挑み、0-1で敗れた。

 アウェーの大観衆のなか、前半からチャンスを作っていたものの、なかなか得点を奪えず。逆に、71分に柴崎岳のバックパスが奪われ、この試合で唯一のゴールを相手に許してしまった。

 ボランチでフル出場した遠藤航は試合後のオンライン会見で「前半を0-0で終えるなど、プラン通り進んでいた。だけど、先に失点してしまった。それがすべて」とゲームを振り返る。やはり痛かったのは先制されたことだった。

「時間帯もあまり良くなかった。ただ、岳を責められない。自分がどうサポートできたのか、というのは考えないといけない。もっと岳との距離感を意識したかった」

 失点は柴崎のミスが発端。とはいえ、ボランチでコンビを組んだ遠藤は、自ら、ひいてはチーム全体のサポート不足を嘆いた。
 
 チーム全体という意味では次のような課題も見つかったようだ。

「ブロックを敷いて戦うなかで、ワンチャンスを狙ってカウンターで前に行くタイミングは悪くなかった。ただ、素早く仕掛けるところと、落ち着かせてボールを保持するところの使い分けは、意思統一する必要があった」(遠藤)

 日本は3試合を終えて1勝2敗と難しい状況で、次戦は12日のホームでのオーストラリア戦。遠藤は「大事なのは目の前の試合で勝点3を積み上げていくこと。次はホームなので、まずそこで勝点3を取れるように準備をしたい」と巻き返しを誓った。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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