古橋亨梧への関心報道に“因縁”のセルティックとサウサンプトンのファンが衝突?「恥を知れ」「マヤ・ヨシダ、電話して」

2021年10月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「なんでも望む物が手に入るわけじゃない」

ここまで11戦8発と鮮烈な印象を残している古橋。欧州メディアで名前が浮上するようになったのは注目の証だ。(C)Getty Images

 イタリアから届いた一行だけの関心報道を、両クラブのファンはどのように受け止めたのだろうか。

 イタリアの移籍サイト『calciomercato.com』は、サウサンプトンがセルティックの古橋亨梧に注目していると報じた。セルティックのファンや地元メディアからすれば、今夏の加入後にブレイクした新たなアイドルの引き抜きを示唆するような、好ましくない報道だ。

『67 HAIL HAIL』は10月6日、「キョウゴほどセルティックのファンのアイドルとなった選手をすぐに売ることはできない。とんでもないレベルでファンを怒らせる」と、古橋放出はあり得ないと伝えた。

「同時に、タイトル獲得の可能性を捨てることになるのも言うまでもない。早くても1年半から2年、キョウゴに関してどんな取引でも行うのは、セルティックにとってまったくポジティブでないだろう」

 さらに、フィルジル・ファン・ダイクをはじめ、これまでもサウサンプトンに主軸を引き抜かれていることもあり、セルティックのサポーターからも反発の声が上がったと伝えている。

「好きなだけ注目しろ、実現はしない」
「最低5000万ポンド(約70億円)だね」
「まだ1シーズンもいないじゃないか。恥を知れ」
「(『注目』との報を受け)なら、わたしもミミ・キーンに"注目"だ」
「文字どおり、4年契約を結んだばかりだぞ。彼はどこにも行かない」
「なんでも望む物が手に入るわけじゃない。成長しなよ、サウサンプトン」

【動画】これで11戦8発! 古橋が抜群の得点感覚を発揮した復活の「胸ゴール」
 
 一方、『THE BOOT ROOM』は、サウサンプトンのサポーターの反応を伝えている。周知のように、サウサンプトンは現在サンプドリアに所属する吉田麻也の古巣だ。一部のファンは、日本代表主将に同胞を説得するように呼びかけている。

「マヤ・ヨシダ、電話して」
「エージェント・マヤ、出番だ」
「この選手もまずまずになるのでは」
「セルティックが半シーズンで手放すことはないだろうし、セインツは多額の移籍金を払わない…」
「自分がセルティックのファンならあまり気にしない。オレたちはファン・ダイクや(ヴィクター・)ワニャマ、(フレイザー・)フォースターを獲得したのと同じクラブじゃなくなっている。われわれの富と野心のレベルは急落」

 該当国以外で関心報道が浮上し、サポーターが様々な反応を示すのは、選手が名を上げている裏返しでもある。まずは、スコットランドで古橋がさらに活躍し、その価値をますます高めていくのを期待するばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】移籍直後から得点量産中!スコットランドの強豪セルティックで活躍する古橋亨梧を特集!

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