「神戸で歴史を作りたい」イニエスタが海外メディアの取材で熱い想いを明かす!「いつかはバルサに復帰したい」とも

2021年10月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「仕事でも個人的にも、毎日快適に過ごせる場所」

イニエスタがキャリア設計の一端を明かした。(C)SOCCER DIGEST

 ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタが、インタビューに応じた。英公共放送『BBC』が10月1日に伝えた。

 37歳の元スペイン代表MFは神戸加入4季目の今シーズン、負傷による出遅れがありながらも復帰以降はコンスタントに出場を重ね、抜群のパスセンスで攻撃を牽引。現在4位と、好位置につけるチームの原動力となっている。「自分の身体が動く限り、試合に出続けたい」と語るイニエスタは、勝負の最終盤に向けてこう決意を示す。

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「クラブの歴史の中で2つしかタイトルを獲得していないなかで、ここで歴史を作るために挑戦し続けたい。我々は良い位置にいる。アジア・チャンピオンズリーグの出場権獲得を目指すよ。残された年月の中で、簡単ではないにしても、もう少しタイトルを獲得したいと思っている」

 少年時代からプレーしたバルセロナを離れてから3年、イニエスタは古巣への特別な想いも吐露。いずれかはカンプ・ノウに戻りたいと明かしている。
 
「それは僕が望むものだ。長年過ごしたクラブだからね。それを実現したいと思う。将来何が起こるか、どんな形で復帰できのるか、そのときに誰が責任者になっているのかも分からない。ただ、僕が復帰したいかどうかと聞かれれば、答えはイエスだ」

 それはコーチとしてなのか、あるいはフロント入りなのか。本人はどのような道を歩むか迷っているようだ。

「コーチになりたいと思うこともあれば、別の方向に興味が向いていると思うこともある。僕はサッカー界に残りたいと思っているし、プロとしての活動を終えたら、コーチングのライセンスを取りたいと思っているけど、将来それを使うかどうかは分からない。朝起きて『これをやりたい』と思うことはないので、今はプレーとトレーニングを楽しみ、将来どうなるかを見てみたいと思う」

 稀代のゲームメーカーは今シーズンの初めに新たに2年契約を締結。「仕事でも個人的にも、毎日快適に過ごせる場所」で、少なくとも2023年までは妻のアンナさん、そして4人の子供たちと生活を続けることとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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