「やっぱりいい」右SBの“先輩”内田篤人が特に絶賛した冨安健洋のプレーは? それでも「CBをやってほしい」と語ったワケ

2021年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「プレミアで適用しているのはすごい」

アーセナルで躍動する冨安について内田氏が言及した。DAZN/Suguru Saito

 元日本代表DFの内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、アーセナルで躍動している冨安健洋について語った。

 今夏にボローニャからイングランドの名門アーセナルへステップアップ移籍を果たした冨安は、9月11日のノーリッジ戦から右SBで3試合連続のスタメン出場。1対1や空中戦の強さ、正確な繋ぎなど、持ち味を存分に発揮し、3連勝に貢献した。

 26日に行なわれた宿敵トッテナムとのノースロンドン・ダービー(3‐1で勝利)でも、マッチアップしたソン・フンミンやハリー・ケインらを擁す攻撃陣を相手に堂々と渡り合った。
【動画】「気合入ってるね」内田篤人も注目した、トッテナム戦の冨安の咆哮シーン
 
 自身も右SBだった内田氏は、「下がらないもんね。ボールを取りに行って、そのまま自分も上がるという切り替えはやっぱりいい。クロスとかは今後(の課題)だけど、十分です。素晴らしい」と絶賛した。

「真面目でさぼらないし、スピードがあるし、対人もさすがに強い。イタリアから来て、プレミアで適用しているのはすごい。プレミアでやれれば、どこででもやれる」

 また、進行の野村明弘アナウンサーからこの試合のファン投票によるMVPに輝いたことが紹介されると、「向こうでは、ファンに愛されるのは本当に大事」とシャルケでサポーターから愛される存在だった自身の経験も交えて語っている。

 そして、「本当はセンターバックで活躍してほしい」という本音も。「日本代表を考えるとね。真ん中の背骨(センターライン)はいい選手がほしいので。まぁ、両方できるのは強みだよね」とそう考えるワケを明かした。

 クラブでは右SB、代表ではCBという起用法が続きそうな22歳は、この先どんなディフェンダーに変貌を遂げるのか。内田氏もそのポテンシャルに感嘆しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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