95分にC・ロナウドが劇的決勝弾!マンUがビジャレアルとのEL決勝の再戦を制し、今大会初勝利!【CL】

2021年09月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

ビジャレアルが53分に先制

土壇場で勝ち越し点を奪ったC・ロナウド。ユニホームを脱ぎ、感情を爆発させた。(C)Getty Images

 現地時間9月29日に開催されたチャンピオンズ・リーグのグループステージ第2節(F組)で、マンチェスター・ユナイテッドとビジャレアルが前者のホームで激突した。

 昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝(ビジャレアルがPK戦の末に勝利)の再戦となったこの一戦。立ち上がりから攻勢をかけたのは、1節でヤングボーイズにまさかの逆転負けを喫したユナイテッドだった。8分にはCKからクリスチアーノ・ロナウドがヘッドで合わせるが、クロスバーの上を越えてしまう。

 対してアタランタとの初戦を引き分けているビジャレアルは、10分にダンジュマがペナルティエリア左から狙いすましたシュートを放つが、相手守護神デ・ヘアの好守に防がれる。

 中盤以降はアウェーチームが押し返し、17分にはダンジュマの左サイドからのクロスに、パコ・アルカセルが強烈なヘディングシュートを放つが、ここもデ・ヘアのビッグセーブに阻まれる。

 さらに31分にも、縦パスに反応したパコ・アルカセルが、相手DFヴァランヌのまずい対応もあってゴール前でマイボールとし、ビッグチャンスとなるが、右足でのシュートはゴール左に外れてしまう。

 39分にはホームチームに久々のチャンス。ブルーノ・フェルナンデスがペナルティエリア右からふわりとしたクロスを送ると、ファーでC・ロナウドが左足で合わせるも、上手くミートすることができない。
 
 前半はスコアレスで終わり、試合が動いたのは53分だった。ダンジュマの右アウトサイドでのラストパスに、パコ・アルカセルがスライディングしながら上手く足の裏で流し込み、ビジャレアルが先制に成功する。

 しかし、ユナイテッドは7分後に反撃。ゴール右でFKを獲得すると、キッカーのB・フェルナンデスはサインプレーで、密集を離れペナルティエリア手前で待ち構えたテレスへパス。これをブラジル代表のレフティは芸術的なボレーで流し込み、同点に追いついた。

 その後はオープンな展開となるなか、ユナイテッドは75分に最初の交代で、マティッチと攻撃の切り札カバーニを送り込む。すると、そのカバーニは79分に、グリーンウッドの右サイドからのクロスにヘッドで合わせるが、惜しくも枠を捉えることはできない。

 迎えた95分、最後の最後に大仕事をやってのけたのは、やはりC・ロナウドだった。ゴール前で混戦となり、最後はリンガードの落としをペナルティエリア右から押し込んだ。

 試合は2-1で終了。ユナイテッドは今大会初勝利を掴むとともに、見事にEL決勝のリベンジを果たした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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