日本期待の17歳が、そのクオリティをみせつけた。

　レアル・マドリーのフベニールA（U-19相当）は、９月25日に行なわれたリーグ戦第４節でクルトゥラル・レオネサと対戦。１‐０の勝利を飾り、開幕４連勝スタートとなった。

　この試合で決勝点となるゴラッソを演出したのが、中井卓大だ。途中出場となったMFは70分、左サイドでボールをキープすると、巧みなタッチでマーカーをかわし、絶妙のスルーパス。これを受けたデ・ラ・ビボラが送り込んだクロスを、ゴンサロがダイレクトで合わせてネットを揺らした。
【動画】モドリッチを彷彿！巧みなタッチでマーカーをかわした中井卓大が絶妙のスルーパス
 

　姿勢を良いドリブルからスルーパスを繰り出す姿は、まるでマドリーの大先輩であるルカ・モドリッチのようだった。

　固定背番号制ではないとはいえ、先発した試合では10番を背負うこともある中井。世界屈指のビッグクラブで、ここまでは着実に成長を遂げている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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