リバプール、3ゴール奪取も昇格組ブレントフォードとまさかのドロー。カップ戦で2発の南野拓実に声は掛からず…

2021年09月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤に二転三転

ジョーンズの3点目に喜ぶリバプールの選手たち。勝負を決めたかに思われたが…。(C)Getty Images

 現地時間9月25日にプレミアリーグ第6節が行なわれ、2位のリバプールは9位のブレントフォードと敵地で対戦した。21日のカラバオカップ3回戦で2ゴールを奪った南野拓実はベンチスタートとなった。

  リバプールは開始7分、縦パスに抜け出したサラーがGKラジャと1対1となり、タイミングよく左足でフィニッシュ。シュートはラジャの股を抜きゴールに向かうが、必死のカバーに入ったアーエにゴールラインぎりぎりでクリアされてしまう。

 迎えた27分、ブレントフォードに先制を許す。カノスの右サイドからのクロスをニアでトニーにフリックされ、最後はファーでピノックに押し込まれた。

 だが、その4分後だった。ヘンダーソンの右サイドからのピンポイントクロスにジョッタがヘッドで合わせ、アウェーチームが即座に同点に追いつく。これで息を吹き返すと、39分にはジョーンズのシュートが左ポストに当たったところを、ジョッタが左足で押し込もうとするが、ラジャのスーパーセーブに阻まれる。
 
 それでも後半に入って54分、ファビーニョからのパスにペナルティエリア右で反応したサラーが、左足のダイレクトシュートでネットを揺らし、ついに逆転に成功する。エジプト代表FWは、クラブ史上最速となる151試合目の出場で、リーグ通算100ゴールを達成した。

 ただ、ここから試合は二転三転する。リバプールは63分にゴール前の混戦からヤネルトに同点弾を押し込まれるも、直後の67分にジョーンズの強烈なミドルシュートで勝ち越しに成功。しかし82分に今度はウィザにゴールを許し、再び同点に追いつかれてしまう。

 そして87分にはトニーにネットを揺らされ、形勢逆転かと思われたが、ここはオフサイドに助けられる。

 結局、点の獲り合いとなった白熱の一戦は、3-3で終了。リバプールは昇格組相手に勝点2を落とす結果となり、公式戦5連勝とはならなかった。なお、南野には最後まで声が掛からなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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