アーセナルのミケル・アルテタ監督が、現地時間９月26日にホームで行なうプレミアリーグの第６節のトッテナム戦を前に、会見に出席した。クラブ公式サイトが伝えている。

　今シーズンのアーセナルは、1954-55シーズン以来となるまさかの開幕３連敗スタート。しかし、今夏の移籍市場最終日に獲得した冨安健洋をいきなり先発起用した第４節のノーリッジ戦で初勝利を挙げると、翌節でもバーンリーを下して２連勝を果たした。

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　下位２チームから勝点６を奪い、調子を取り戻しつつあるなか、同じノースロンドンに本拠地を構える宿敵との一戦は、ひとつの試金石となる。39歳のスペイン人指揮官は、有観客では初めて指揮を執ることになるこのダービーマッチに向け、こう意気込みを伝えている。
 

「勝ち続けているときには、ある種の自信があり、大きな試合に臨むときにはとてもポジティブになる。それにホームでプレーする我々の後ろには仲間がいて、信じられないような環境を作ってくれるだろうから、それを楽しみ、最大限に活用しなければならない」

　また、デビューから２試合続けて先発し、抜群のデュエルの強さと冷静沈着なプレーでチームの勝利に貢献している22歳の日本代表DFにも言及。改めて特大の賛辞を寄せている。

「感動した。パフォーマンスだけでなく、彼の落ち着き方にもね。準備期間のなかったノーリッジ戦と、プレミアリーグの伝統的な試合であるバーンリー戦で、彼は際立った活躍をしてくれた。困難な状況を経験しなければならなかったが、誇りを持ってそれをやり遂げたと思う。彼はいつもフルでコミットし、集中しているからね」

　冨安はハリー・ケインやソン・フンミンら、リーグ屈指のアタッカーを抑え込み、名門アーセナルの完全復調を印象付けることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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