「ホンダは奇妙なサムライ」本田圭佑はどう評価された? 伊紙が“ミランの10番”を特集!「日本人記者を引き連れ…」

2021年09月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

新10番のブラヒムの活躍を受け…

かつて名門ミランの10番を背負った本田を、イタリア紙が回顧した。(C)Getty Images

 9月22日のセリエA第5節で、ヴェネツィアに2-0で勝利したミランは、ライバルである王者インテルと同じ勝点の2位と上々のスタートを切っている。好調に貢献しているひとりが、ヴェネツィア戦で先制点を挙げ、チームを勝利に導いたブラヒム・ディアスだ。

 ハカン・チャルハノールの退団を受け、ブラヒムは今シーズンから背番号を10に変更した。ルート・フリット、フランク・ライカールト、デヤン・サビチェビッチ、ズボニミール・ボバン、マヌエル・ルイ・コスタ、クラレンス・セードルフ…かつては世界的なビッグネームが纏った背番号だ。

 一方で、黄金期を知るサポーターは、近年の背番号10に大きく満足できなかったかもしれない。ケビン=プリンス・ボアテングや本田圭佑、そしてチャルハノールといった選手たちのことだ。共通するのは、いずれもイタリア人ではないということだろう。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は9月23日、過去25年のミランの背番号10はいずれも外国人選手だったと報道。「ディアスとその兄弟:サビチェビッチからセードルフ(そしてボアテングからホンダ)」と題し、これまでの10番たちを紹介した。
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 その中で、同紙は本田について、「ケイスケ・ホンダ、奇妙なサムライ」と評している。

「なぜ10番だったか、その理由を彼はしばらく前に語った。『それが夢だった。12歳の卒業文集で書いていた。それをかなえる機会を与えてくれた(当時CEOのアドリアーノ・)ガッリアーニに今でも感謝している』」

「彼は典型的ではないファンタジスタだった。『こういう状況でなければ自分がミランでプレーすることはなかった』。2014年1月から2017年までに91試合出場で11得点。2016年にスーペルコッパ優勝。そして多くの日本人記者を引き連れた」

「オランダ、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、アゼルバイジャンと、世界のあちこちを渡り歩き、彼はまだ挑戦を望んでいる。現在はリトアニアのスードゥバでプレーし、多くの起業に投資している」

 今シーズンの公式戦で全6試合に出場し、3得点・1アシストと好発進したブラヒムは、どのようなミランの背番号10になるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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