【J1採点&寸評】鹿島1-2川崎|プロ2年目の宮城が無回転ミドルで劇的逆転弾! 指揮官の勝負勘も冴えた

2021年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――追いつかれて以降、徐々に出力低下

【警告】鹿島=A・カイキ(90+5分) 川崎=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】宮城 天(川崎)

[J1第32節]鹿島1-2川崎/9月22日/県立カシマサッカースタジアム

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
首位の川崎に対して先制するまでの61分間は今季ベストと言ってもいいくらい気迫のこもった出来だった。ところが、同点に追いつかれて以降、徐々に出力低下。アディショナルタイムの逆転劇を招いてしまった。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5
警戒していたはずのFKで果敢に飛び出しながらも同点ヘッドを許し、終了間際に相手をほめるしかない鮮やかな無回転弾を浴びた。

DF
22 広瀬陸斗 6
ボールの運びが大きくなったところを見逃さず、冷静にカットするなど、対峙したマルシーニョに食らいついた。

DF
33 関川郁万 5.5
FKから同点ヘッドを決められたシーンでは、マークすべき相手に一瞬早く前に入られてしまった。攻守にわたって好パフォーマンスを続けていただけに悔やまれる対応だった。
 
DF
28 町田浩樹 5.5
CBを組んだ若手の関川をフォローしつつ、タイトな守備を見せていた。が、時間の経過とともにラインの押し上げがままならず、最後の最後に足が止まってしまった。

DF
2 安西幸輝 6(83分OUT)
前半から縦に仕掛けていくドリブルを披露。ときにはボールを少しずらして内側に入り、素早くシュートを放つことも。その積極性が実を結ぶ。先制点につながる絶妙クロスを送った。

MF
20 三竿健斗 6
大一番に相応しく、立ち上がりから、つばぜり合いが続く。ボールホルダーに素早く詰め寄り、顔を下げさせることで、プレーの選択肢を奪った。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5
味方からパスを受けると、ロングドリブルで持ち上がり、カウンター攻撃を仕切った。74分には自らシュートを放ち、追加点の可能性を感じさせた。

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