女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の第２節が９月20日、行なわれ、三菱重工浦和レッズレディース（浦和）とノジマステラ神奈川相模原（N相模原）が対戦。２-０で浦和が勝利した。

　菅澤優衣香、安藤梢、塩越柚歩、猶本光という攻撃陣を先発させた浦和は立ち上がりからテンポの良いパスワークでN相模原ゴールに迫る。

　先制点が生まれたのは10分。猶本が蹴ったCKからCB高橋はなが強烈なヘディングを叩き込んだ。

　30分には塩越がペナルティエリア内で倒された際にはファウルの判定にはならなかったものの、ゲームの主導権を握り、度々チャンスを作っていった。

　守っては、高橋と南萌華がナイジェリア代表FWのサンデイ・ロペスをターゲットにした攻撃をはね返し、ゴールに近づかせない。

　45＋３分に浴びた脇阪麗奈のシュートもバーに助けられ、１点リードで試合を折り返した。
 

　後半に入っても、ペースを握っていたのは浦和だ。猶本の右足から度々チャンスを創出。47分には南、56分には菅澤、57分には再び南のヘディングにつなげ、決定機を作っている。

　すると82分、水谷有希の絶妙なパスに抜け出した菅澤がGKとの１対１を冷静に制して、ゴールネットを揺らす。これで菅澤は開幕節から２試合連続ゴールとなった。

　このまま試合は２-０で終了。開幕節から連勝した浦和が単独首位に躍り出た。

取材・文●多田哲平（サッカーダイジェスト編集部）

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