【J1ベストイレブン】MVPは3得点の長身ストライカー!そのほか知念、中坂ら4選手を初選出|29節

2021年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

絶品パスから追加点を挙げた浦和、岩波と汰木も選出

【J1リーグ29節のベストイレブン】

 Jリーグは9月18日にJ1第29節の全10試合を開催した。ここでは、今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介していく。

 今節の主役はハットトリックを達成した広島のFWドウグラス・ヴィエイラだ。

 アウェーの柏戦で先発出場したD・ヴィエイラは、30分に青山敏弘のスルーパスに反応し、冷静にGKを見て左足で流し込むと、後半も2得点。54分には飛び出したGKの位置を確認してロングシュートをきっちりと決める。さらに60分にはクロスボールのこぼれ球にいち早く反応し、グラウンダーのシュートを叩き込んだ。チームの全得点を叩き出した広島の長身FWを今季初のベストイレブンと、高採点「7.5」で今節のMVPに選定した。

 同じく4選手を初選出。川崎の知念慶はPKを含む2得点を決め、徳島戦でひと際存在感を放った。神戸の中坂勇哉は、中継役から守備まで縦横無尽に走り決勝点もマーク。鹿島のファン・アラーノは追加点をヘッドで決めただけでなく、決定的なラストパスや、背後への飛び出しで相手守備陣をかく乱した。大分の高木駿はシュート11本を浴びるものの、最後の砦としてゴールを死守し勝点1を持ち帰った。
 
 そのほか、C大阪に2-0で快勝した浦和と、横浜FCに4-0で完勝したFC東京からそれぞれ2選手をセレクト。浦和の岩波拓也は59分、自陣から絶品のロングボールを送り追加点をアシスト。そのボールをキレイに収め、ゴールを叩き込んだ汰木康也もピックアップした。

 FC東京のジョアン・オマリはフィジカル勝負はほぼ負け知らずでコンディションの良さを披露。安部柊斗は試合終盤も衰えない走力とプレー強度で中盤を制圧した。

 そのほか、先制弾を決め、好調横浜の攻撃陣を1点に抑えた名古屋の中谷進之介。中盤でのボール奪取、セカンドボールの回収、カウンターを防ぐプレーなど様々な局面で奮闘し、強い闘争心でチームを引っぱった清水の松岡大起を選出した。

【PHOTO】J1第29節"ベストイレブン"に選出された11人を厳選ショットで紹介!

【動画】2021年J1リーグ第29節、編集部厳選ベストイレブン!
 

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