久保建英が古巣相手に見せつけた驚異のクオリティ!「成功率100%」のスタッツとは?

2021年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

キーパスは両チーム単独トップ

古巣のビジャレアル戦で90分までプレーした久保。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

 厳しい試合の中でも存在感を示した。それはスタッツにも表われていた。

 現地9月19日に開催されたラ・リーガ第5節のビジャレアル戦(0‐0のドロー)で、マジョルカの久保建英は4試合連続のスタメン出場。昨シーズンの前半戦にレンタルで在籍した古巣を相手に、右サイドハーフで90分までプレーした。

 ポゼッション率は35%で、押し込まれる時間帯が多くなるなか、やはりチャンスを作り出したのは久保だった。

 前半アディショナルタイムには、カウンターで右サイドから持ち込み、ダニ・ロドリゲスに右足でパス。決定機を創出したが、シュートは枠を捉えられなかった。

 82分には、自陣でボールを収めてターンすると、見事なダブルタッチで絶妙の縦パスを供給。ここから右サイドに展開され、最後は右SBジョアン・サストレのクロスにFWマシュー・ホッペが合わせてネットを揺らすが、これはオフサイドで惜しくもゴールとはならなかった。

【動画】さすがのクオリティ!久保建英が巧みなダブルタッチで出した絶妙の縦パス
 データサイト『Whoscored.com』によれば、この試合で久保は、件の秀逸なダブルタッチパスを含む13本のパスを出し、なんと成功率は「100パーセント」。キーパス(シュートに繋がったパス)も両チーム単独トップの3本だった。

 昨シーズンに満足な出場機会を得られなかった古巣を相手に、そのクオリティを見せつけたと言えるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ヒールでボールを浮かせて…久保建英が披露した驚愕のテクニック

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