「日本代表指揮官が興味を示した」森保一監督がデュッセルドルフを訪問と現地報道! 視察目的は田中碧と…

2021年09月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ドイツの世代別代表に選出された20歳MFに関心か

森保監督(右)がアベルカンプ真大(左)の将来の招集にも興味を示していると報じられた。(C)Getty Images

 現地時間9月17日、ドイツ紙『BILD』はドイツ2部デュッセルドルフに前日、日本代表の森保一監督が視察に訪れたと報じている。

 デュッセルドルフには今夏、川崎フロンターレから田中碧が加入したほか、ドイツ人の父と日本人の母を持つアベルカンプ真大が在籍している。森保監督は、トレーニングを見学し、チームスタッフのウーベ・クライン氏や、クリスティアン・プロイサー監督と話し合う場も設けられたという。

 その場では田中だけではなく、アベルカンプについても議題にあがったようだ。日本代表側はアベルカンプに非常に強い関心を示しており、森保監督とプロイサー監督の間ではこれまでも情報交換を行なってきた、と記事は伝えている。
 
「アベルカンプはU-17、U-18の日本代表には参加経験があり、将来的に日本のフル代表への参加も否定していない。一方で、過去には『日本にルーツを持つ人間として、初のドイツ代表という夢を持っている』とも語っている。だが、ドイツよりも日本のほうが、代表選手になる可能性は格段に上がるだろう」

 また同紙によれば、日本代表の視察団はレーゲンスブルク戦も視察するという。

 20歳のアベルカンプは昨シーズン、21試合に出場して6ゴール。今季もここまで6試合で1ゴールをマークしている。そして、今年5月のU-21欧州選手権で優勝したドイツ代表に初選出された。出場機会こそなかったものの、2年後の23年大会を目指すチームにも名を連ねており、今月行なわれた予選の2試合では先発し、2連勝に貢献している。

 この逸材がどちらの代表を目指していくのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】ブンデスリーガの21-22シーズン、新キットに注目! 長谷部誠、鎌田大地、遠藤航らサムライ戦士がドイツで躍動
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事