「3人は全員一気に入れ替えよ」OBオーウェン、リバプールの看板3トップの“賞味期限”をクロップに警告!

2021年09月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

現地紙は、現状「他の選手は取って代わる水準には未達」と指摘

(左から)マネ、フィルミーノ、サラー。間もなく全員、30代となる。(C)Getty Images

 元イングランド代表FWマイケル・オーウェンが、古巣リバプールの"フロント・スリー"へ、大胆提言だ。英放送局『BT Sport』での発言を英紙『Daily Mail』が9月15日に伝えている。

 リバプールの攻撃の軸であるモハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ。2019-20シーズンの30年ぶりのリーグ制覇にも大きく貢献した、言わずと知れた看板選手である。ただ、3人とも現在の年齢は29歳(サラーとマネは1992年、フィルミーノは1991年生まれ)と、ベテランと言われる30代目前となっていることから、オーウェンは彼らのパートナーシップが"賞味期限"に近付いていると感じているようだ。

「彼らはそれ(年齢)に対処すると思う。問題はフロント3人が基本的にみんな同じ年齢だから、同時に歳を重ねてしまうことだ。3人とも入れ替えなければならないだろうね。これは(監督のユルゲン・)クロップが解決しなければならないことだ」

 無論、今後すぐに3人が揃ってパフォーマンスを落とすことは考えづらいが、遅かれ早かれ取って代わる選手が必要となることは間違いない。しかし、レジェンドの発言を受けて『Daily Mail』が伝えたリバプールの現有戦力に対しての見立ては、非常に厳しいものとなっている。
 
「現在、このトリオは衰えを見せてはいないものの、FWは30代前半から半ばにかけて衰えていく傾向がある。ただ、リバプールの他のFWの選択肢は、おそらくタイトルを獲得できる水準ではないだろう。

 ディオゴ・ジョッタ(24歳)を4000万ポンド(約56億円)で獲得したことで、前線に競争力と多様性が加わったが、ストライカーのディボック・オリギ、MFのタクミ・ミナミノ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、現在のフロント3人の後を継ぐことができるとは思えない」

 いまだ開幕から出番がない南野は、来るチャンスを確実に生かし、求められる水準に少しでも近付くことはできるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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