「フルハシの不在を痛感」古橋亨梧が離脱のセルティック、3得点勝利も英紙が懸念!「彼が1か月もいないのは本当に心配」

2021年09月12日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「想像していた以上に不可欠」

加入から9試合で7ゴールと絶好調だった古橋。その離脱の影響は計り知れない。(C)Getty Images

 得点減をしばらく失うことになったセルティックだが、まずはその最初の試合を白星で飾った。だが、古橋亨梧の不在を感じたとの見方もある。

 日本代表の古橋はワールドカップ・アジア最終予選の中国戦でひざを負傷した。セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、3~4週間の離脱見込みと明かしている。加入から公式戦9試合で7ゴールを挙げていただけに、チームにとっては大きな痛手だ。

 9月11日に行なわれたスコティッシュ・プレミアリーグ再開初戦で、セルティックはロス・カウンティに3-0で勝利した。後半、キャメロン・カーター=ビッカースのゴールで先制すると、アルビアン・アイェティの2得点で突き放している。

 インターナショナルウィークに入る前に、レンジャーズとのオールド・ファームを落としていただけに、ポステコグルーとセルティックにとってはひと安心という勝利だ。だが、英紙『Daily Mail』は、「試合が終わるまでに、フルハシの不在を痛感するようになった」と報じた。

「最終的には勝利に値した。大切なのはそれだけかもしれない。だが、インターナショナルウィークの前にホームでのダンディ戦やセント・ミレン戦で6得点を挙げた『アンジェボール』ではなかった」

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 同紙は「確かにまだ1試合だ。だが、このパフォーマンスからは、だれもが想像していた以上に、フルハシはポステコグルーの戦い方に不可欠になっているのだと思われる」と続けた。

「彼の不在は大打撃だ。彼が1か月いないかもしれないというのは、本当に心配だ。彼がいないと、セルティックは流動性や連携が減り、違うチームのようだった。彼の走りと意識は、相手守備を動かし、スペースをつくり、こじ開ける助けになる」

 指揮官は、杞憂に終わることを願っているだろう。同時に、一刻も早い古橋の復帰を望んでいるに違いない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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