決定的なボレーも!アーセナル冨安健洋がデビュー戦で持ち味を発揮!62分までプレー、今季初勝利に貢献

2021年09月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

代表戦後に合流でいきなりスタメン

中国戦から中3日でプレミアデビューを飾った冨安。(C)Getty Images

 現地時間9月11日に開催されたプレミアリーグ第4節で、ここまで3連敗でまさかの最下位に沈むアーセナルが、19位の昇格組ノーリッジとホームで対戦した。

 クラブ史上初のノーゴールで開幕3連敗と、散々なスタートを切ったガナーズのアルテタ監督は、移籍市場最終日にボローニャから加入した冨安健洋をいきなり先発に抜擢。日本代表の一員として出場した7日の中国戦から中3日にもかかわらず、期待の新戦力に最終ラインの一角を託す選択をした。

 日本人選手としては10人目のプレミア出場となった冨安は、4‐2‐3‐1の右SBに入った、ほぼぶっつけ本番とは思えないプレーを披露。地上戦でも空中戦でも1対1で強さを発揮し、果敢な攻撃参加もみせた。

 前半終了間際には、左サイドからのクロスを相手DFがクリアしたところに走り込み、ジャンピングボレー。決まればファインゴールだったが、シュートは惜しくもバーの上を越えた。

【動画】いきなりスタメン入り!エミレーツ・スタジアムに入る冨安
 
 その冨安は、代表戦の疲れも考慮されたのか、62分で交代。デビュー戦としては上々のパフォーマンスをみせた。

 前半から押し込んでいたアーセナルが均衡を破ったのは、その4分後だった。右サイドからペペが放った2本のシュートはポストに阻まれるも、エースのオーバメヤンが詰めて、待望の今シーズン初ゴールを奪う。

 その後も攻め込みながら追加点は奪えなかったものの、このままアーセナルが1‐0で勝利。今シーズン初白星を挙げている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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