Jリーグは９月11日に、J１第28節の６試合を各地で開催。ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜FC対浦和レッズの一戦が行なわれ、２-０で浦和が勝利を収めた。

　立ち上がりは激しく攻守が入れ替わる展開に。浦和は３分、CKの流れから酒井宏樹がゴール前でボレーシュートを放つもクロスバーに直撃し、得点ならず。横浜FCもその１分後にカウンターから決定機を迎えるが、GK西川周作が立ちはだかる。

　しかし、その後は比較的浦和のペースで時間が推移する。すると34分、右サイドからの小泉佳穂の鋭いクロスに、汰木康也がヘディングで合わせて先制。汰木は今季リーグ戦初ゴールとなった。

　浦和は後半から前線にキャスパー・ユンカーを投入し、さらに攻勢を強める。59分には右サイドを抜け出した酒井からのマイナスのクロスを受けた江坂が強烈なシュートを放つが、これもGKにセーブされる。
 

　終盤にかけて横浜FCがリズムを取り戻し、テンポの良いパス回しから危険なシーンを作られるも、岩波拓也の見事なカバーリングなどで相手に得点を許さず。

　そして終了間際の89分に、高速カウンターから途中出場の大久保智明が決めて勝負あり。浦和はリーグ５試合無敗と好調を維持した。一方で降格圏脱出を目指す横浜FCは２連敗。ホームで勝点を得ることはできなかった。

　次戦は18日、横浜FCはアウェーでFC東京と、浦和はホームでセレッソ大阪と29節を戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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