「あまり守備の見せ場はなかったけど…」アーセナルファンがさっそく冨安健洋のプレーに注目! 中国戦で驚きを与えたのは?

2021年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「左足も不自由なく使っていて、驚いた」

代表ウィークを終え、アーセナルにまもなく合流されると思われる冨安。(C)Getty Images

 今夏にセリエAのボローニャから、プレミアリーグのアーセナルへの完全移籍が決まった冨安健洋。そんな日本人DFのプレーを一目見ようと、多くのアーセナルファンがカタール・ワールドカップのアジア最終予選第2戦、中国戦に注目していたようだ。

 英メディア『HITC』は9月8日付けで「アーセナルのファンは、この試合にくぎ付けになるとは思っていなかったかもしれないが、彼のプレーには多くの注目が集まったことは確か」と伝えた。

「冨安はまだロンドンに到着していないが、火曜日に日本代表の試合に参加した。彼は4バックの左CBとして先発出場し、1-0の勝利に貢献した。彼自身はこのクリーンシートに満足しているだろうし、アーセナルのファンも彼の活躍に期待ができると考えたようだ。特に、左足でも不自由を感じさせないプレーには感嘆する声が多かった」

 そして、実際に試合を見たというサポーターの声をピックアップして紹介している。
 
「日本対中国の試合を見ているけれど、トミヤスはとても良い。空中戦も素晴らしく、パスやフィードも的確に使い分けている。ゲームの読みもいいし、世界のトップ3になれる力はあるんじゃないか」
「左足でもスムーズにプレーできていることに驚いた。試合が日本のワンサイドだから守備面は判断しにくいが、見たところとても良いよ」
「とても落ち着いていて、足下もウィークネスではなく、前線に関与するプレーができる。右SBで起用されるだろうけど、CBとしても申し分ない」
「守備の戻りが速い。的確なカバーリング。スピードのあるウー・レイを簡単に封じ込めてる」
「彼のプレーは申し分なかった。まあ、守備能力を発揮する見せ場はほぼなかったけど」
「トミヤスは大物になる予感がする」
「彼のパススピードに驚いた。後ろからプレーのスピードを上げることを理解しているし、右利きだと聞いていたけれど、左足も凄い。彼の両足のクオリティはクレイジーだ」

 未だチームに合流していないものの、冨安には大きな期待が寄せられ、合流が待ち望まれていることが窺える。週末にはノーリッジ戦が控えているが、現地メディア『The BootsRoom』によれば「日本人はメンバーに加わるには早すぎる」としており、冨安の参加はないとの見方だ。

 果たして現地でのデビューはいつになるのか。現地ファンもその日を楽しみにしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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