【日本1-0中国|採点&寸評】勝利をもたらしたのは大迫!!先発起用の久保も攻撃を活性化

2021年09月08日 サッカーダイジェスト編集部

守備陣は無失点に抑える

【警告】日本=伊東(56分) 中国=ウー・シー(67分)、ルオ・グオフー(69分)、ワン・ガン(81分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】大迫勇也(日本)

[カタール・ワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-0 中国/9月7日/ハリファインターナショナルスタジアム

【日本代表・総評】

 9月2日の最終予選の初戦となったホームのオマーン戦はまさかの敗戦。そこからカタールへ移動しての試合とあって(新型コロナウイルスの影響で中国で開催できず)、気持ちの切り替え、コンディションの調整は難しかったはずだが、"もう恥ずかしい試合はできない"との強い想いを感じられるゲームを展開。攻撃面は粗さがあり、なかなかゴールを奪えなかったが、40分の大迫のゴールで先制。後半は中国の反撃を受けたが、しっかりゲームを締める。相手の低パフォーマンスもあり、課題はまだ多いが、この一勝で、今後、巻き返していきたい。

【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 6
オマーン戦に続いてゴールマウスを守る。前半はピンチらしいピンチはないなか、素早くパスを出すなど少しでも早く、前へボールを送ろうとした。仕事が増えた後半もハイボールを安定して処理。後半アディショナルにはCKになりそうなボールをよくキャッチした。

DF
3 室屋 成 6
中国が低く陣形を取ったなか、高い位置でボールを受けて攻撃参加。クロスの質はより上げたかったが、果敢にプレーした。

5 長友佑都 6(87分OUT)
右の室屋同様に、高いポジション取りで左サイドでチャンスを窺った。古橋との連係、パス、フィニッシュ精度の向上と課題も残ったが、エネルギッシュに戦った。
 
16 冨安健洋 6
アーセナル移籍に伴うメディカルチェックでオマーン戦に間に合わなかったCBは、さすがの落ち着き払ったパフォーマンス。相手のカウンターをケアし、ボールを持ち運んだ。縦パスがややずれたのは反省材料か。

22 吉田麻也 6
相棒の冨安とともに最終ラインを高く設定し、後方からのフィードを意識。つながらないシーンもあったが、前線にボールを送った。

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