浦和レッズのDF槙野智章が、９月５日に自身のインスタグラムを更新。川崎フロンターレとのルヴァンカップ準々決勝・第２戦で、チームをベスト４進出に導いた自身の劇的な同点ゴールを振り返った。

　値千金弾は、２-３と川崎に１点をリードされて迎えた試合終了間際の90＋４分に生まれた。浦和が攻勢を強める展開のなか、左CKからのゴール前のこぼれ球を、わずか２分前からピッチに立っていた槙野が押し込み、土壇場でネットを揺らした。

　まさかの失点にホーム川崎のサポーターは唖然とする一方で、槙野は、両手を広げてベンチに駆け寄り、チームメイトと喜びを共有。このまま試合は終了し、２戦合計４-４（第１戦：１-１）とした浦和が、アウェーゴールの差で準決勝へ駒を進めた。

　試合後に槙野は、自身のインスタグラムで「#興奮しました」とのハッシュタグを添えて喜びを綴った。

「何事も諦めてはいけない。最後の最後まで信じる力が生んだゴール。だからサッカーは面白い！今日のプレー時間240秒！そこに槙野劇場があった！笑」
 

　同僚のDF宇賀神友弥もツイッターで、「練習が終わったあと誰よりもシュート練習してる男、槙野。FWで使ってもらったら絶対結果残してみせる！！といつも言ってる男、槙野。有言実行。すげー男だ」と、DFでありながらゴールへの意欲を忘れないその姿勢を絶賛した。

　またファンからもSNS上で、「さすが浦和の漢」「感動をありがとう！」「最高すぎる。決勝行きましょう！」「めっちゃかっこよかった」など称賛の声が多数寄せられている。

　リーグ戦で首位を走る強敵を退け、４強入りを果たした浦和は、2016年以来となる優勝を目指し、10月６日に準決勝・第１戦でセレッソ大阪と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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