メッシに“殺人タックル”を浴びせたベネズエラ代表DFの投稿が炎上!「無謀な行為をなぜ謝罪しない?」

2021年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「メッシ以外の全員に謝罪した」と皮肉も

メッシへ悪質なタックルを見舞ったA・マルティネス(6番)の投稿が物議を醸している。(C)Getty Images

"謝罪投稿"が火に油を注いでいる。

 現地時間9月2日に開催されたカタール・ワールドカップの南米予選、アルゼンチンが敵地でベネズエラと対戦した試合で、問題のシーンは起こった。

 スコアレスで迎えた28分だった。その3分前に出場したばかりのベネズエラのDFアドリアン・マルティネスがアルゼンチンのエース、リオネル・メッシの左膝に激しいタックルを浴びせたのだ。痛みで苦悶の表情を浮かべた10番は、しばらく起き上がれなかったものの、幸い大事には至らず、そのままプレーを継続。一方、A・マルティネスにはレッドカードが出され、涙を流しながらピッチを退いている。

【動画】「犯罪的なキック」にメッシの左膝がぐにゃりと…危険すぎるマルティネスのタックル
 数的優位となったアルゼンチンが3‐1で勝利した試合後、足をへし折りかねないこの"殺人タックル"に非難が集中。「とんでもないキック。刑務所に行くべきだ」(アルゼンチン・メディア『TyC Sports』)、「最悪の恐怖を感じさせる激しいタックル」(スペイン紙『MARCA』)、「メッシへの犯罪的なキック」(アルゼンチン・メディア『Ole』)など、各国メディアが糾弾した。

 すると、A・マルティネスは自身のインスタグラムに謝罪文を投稿。だが、これが物議を醸すことになった。「今日は言葉がない。コーチングスタッフ、チームメイト、そして私たちを心から支えてくれたすべてのファンに謝罪したい。責任は負う」と綴ったものの、肝心なメッシへのメッセージがなかったからである。

 これには、スペイン紙『Mundo Deportivo』が「メッシ以外の全員に謝罪した」と皮肉れば、『TyC Sports』は「無謀な行為について、メッシに謝罪しなかった。奇妙な謝罪だ」と批判している。

 メッシは左膝に包帯を巻いた状態で、翌日のトレーニングに顔を見せた。大怪我にならず、世界中のファンが胸をなで下ろしていることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

次ページ【動画】「犯罪的なキック」にメッシの左膝がぐにゃりと…危険すぎるマルティネスのタックル

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事