「可能性を感じた」最下位アーセナルの現状にヴェンゲル元監督が言及。復帰を希望するファンの声には…

2021年09月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私はただのいちファンだ」

"古巣"の不調に対してコメントしたヴェンゲル氏。(C)Getty Images

 プレミアリーグのアーセナルは、ここまで開幕から無得点で3連敗。まさかの最下位で代表ウィークに突入した。

 昨シーズンも8位と低迷し、巻き返しが期待された新シーズンも最悪のスタートとあって、現地サポーターからはミケル・アルテタ監督やフロントに対する非難の声が上がっている。

 監督交代も叫ばれ、22シーズンに渡って指揮を執り、3回のリーグ制覇、7回のFAカップ戴冠をもたらしたアーセン・ヴェンゲル氏の再登板を望む声も少なくない状態だ。

 そんななか、当のヴェンゲル氏が、金曜日にドイツ紙『BILD』のYouTubeチャンネルに出演。司会の質問に対して、古巣を「今のクラブはとてもいい状態にある」と評した。
 
「彼らは3つの試合のうち、ふたつの厳しい試合(チェルシー、マンチェスター・シティ)を経験した。相手のクオリティが高くて敗れたが、私はチームに可能性を感じた。彼らが調子を戻し、戻ってくることを願っている。

 (ファンからは監督復帰を望む声があるが?)私は71歳だ。そして、このクラブに人生で最高の年月を捧げた。今のところ、ただのいちファンだよ」

 アーセナルは代表ウィーク明けにノーリッジ戦を控えている。この一戦に敗れた場合は、アルテタ監督が更迭されるという報道も流れ、後任には前インテル指揮官のアントニオ・コンテなどの名前が挙がっている。

 今夏の移籍市場に1億4900万ポンド(約193億7000万円)を投入し、日本代表DF冨安健洋らを獲得したアーセナル。新戦力の活躍で、浮上のきっかけを掴めるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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