「信じられない」伊藤洋輝をシュツットガルトの敏腕SDが絶賛!J2にも言及「日本の2部リーグは素晴らしい」

2021年09月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ヒロキは僕らが間違っていると教えてくれた」

フライブルク戦でブンデスデビューを果たした伊藤。(C)Getty Images

 今夏にジュビロ磐田から、ブンデスリーガのシュツットガルトへと渡ったのが伊藤洋輝だ。獲得の際、スベン・ミスリンタートSDは「Bチームから海外の環境に慣らしていく」という方針を明らかにしていたが、加入後すぐにトップチームの合宿に参加し、先日8月28日には、フライブルク戦で途中出場。ドイツでのデビューを飾った。

 現地紙『Stuttgarter Nachrichten』は、日本人ニューカマーのデビューについて「見るものに衝撃を与えた」と報道。そして香川真司、遠藤航などを見出したミスリンタートSDが「彼は我々の目論見が間違っていたことを教えてくれた」と22歳DFを絶賛していると伝えた。

「ヒロキは僕らが間違っていることを教えてくれた。信じられないような左足のクオリティを持っていて、ゲームを組み立てることができる。デュエルの勝率も高い。彼はピッチ上でチームのために効果的なタックルをすることもできる」
 
 伊藤は買取オプション付きのレンタルで加入し、その金額は50万ユーロ(約6250万円)とされている。『Stuttgarter Nachrichten』は、「この先を考えれば、この金額は安すぎる評価になるだろう」と評している。

「ミスリンタートはどこにでも目を向けていて、伊藤がシュツットガルトに来る前にプレーしていた日本の2部リーグにもアンテナを張り巡らせている。SDは『日本にはとてもレベルの高い2部リーグがある。彼らは素晴らしいサッカーをするんだ』と興奮ぎみに語った。ダイヤモンド・アイの掘り出し物は、再び素晴らしいサプライズをもたらすに違いない」

 今シーズンからキャプテンを務める遠藤航とともに、伊藤はチームのカギを握る存在となるかもしれない。

 シュツットガルトは代表ウィーク明けの12日、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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