久保建英がエムバペ&ハーランドと共に来季マドリーのキーマンに! 現地メディア「クラブは将来の大きな柱と…」

2021年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「世界最高の選手のひとりになれると見ている」

(左から)エムバぺ、久保、ハーランドがマドリーで共闘することになるのか。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンに3度のオファーを断られ、レアル・マドリーは今夏にフランス代表FWキリアン・エムバペを獲得することはできなかった。ただ、相思相愛なのは間違いなく、来夏にフリーで加入することになるだろう。

 もうひとり獲得が取り沙汰されているビッグネームが、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドだ。こちらの契約解除金は7500万ユーロ(約94億円)とされており、むしろ安いぐらい。プレミアリーグ勢やエムバペを失うことになるパリSGなどとの争奪戦が見込まれるが、2人のストライカーの手中に収めるのも夢物語ではない。

 そしてこの怪物コンビとともに、"加入"が期待されているのが、今シーズンはマジョルカにレンタルされている久保建英だ。

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 現地9月2日、マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「マドリーはエムバペとハーランドに加えてクボを、市場を爆発させる鍵と見ている」と題した記事を掲載。「日本人をマーケティングレベルでの将来の大きな柱のひとりと見なしている」と綴った。

「マドリーは、最も重要な商業的市場のアジア市場での支配者としての地位を確立するために、2022年のエムバペとハーランドの契約とともに、クボが大いに役立つと確信している。彼らは、日本人がサンゴ礁になるだろうと信じている」

 さらに、マジョルカの試合がアジアではマドリーやバルセロナのゲームよりも、見られていると指摘した同メディアは、「マドリーは、クボの復帰がアジア市場を引き付け、2022年の新生マドリーの鍵になると考えている」と伝え、こう続けている。

「クボは来年の夏にチームに参加する予定だ。実際、この夏にもその可能性が考慮されたが、ヴィニシウス(ジュニオール)のスペイン国籍取得ができなかったため、除外された。1年後にはパスポートを取得しているので(EU圏外選手の枠が空くため)、クボがマジョルカから戻れば、エムバペ、ハーランドとともに、マドリーにとって収入の鉱山になるだろう」

 ただ、もちろん商業的な意味合いだけではない。記事は最後に、「マドリーは、財務レベルでの役割を超えて、クボについて将来素晴らしいことを成し遂げ、世界最高の選手のひとりになることができると見ている」と締めくくっている。

 ピッチに内外で注目を集める存在なのは、日本だけでなくスペインでも同じようだ。

構成●サッカーダイジェストWEB編集部

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