【移籍市場超速報】積極補強のミラン! 次なる標的はクロアチアの“宝石”プヤカ etc.

2015年06月18日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

イブラヒモビッチ復帰策が頓挫して新たな前線の選手を物色中。

ドリブルが魅力のウィンガーで、得点能力も併せ持つプヤカ(写真左)。各年代のクロアチア代表に名を連ね、昨年9月のキプロス戦でA代表デビューも飾っている。写真はU-21代表でのイングランド戦。 (C) Getty Images

 ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、18日にモナコを訪れ、獲得に乗り出しているフランス代表MFジョフレー・コンドグビアと、その代理人を交えて会食の機会を持つ予定だ。
 
 まずは選手本人から移籍に前向きな返事を勝ち取り、それを材料にしてクラブとの交渉を進めることで、3500万ユーロという要求額を何とか引き下げたいというのがミランの思惑である。
 
 ミランは、すでにジャクソン・マルティネスの獲得が濃厚となっている前線についても、さらなる補強に動いている。
 
 ズラタン・イブラヒモビッチについてはすでにお伝えした通り、パリ・サンジェルマン側が移籍に難色を示しており、現時点では凍結も止むを得ない状況。代わってターゲットとして浮上してきたのが、ディナモ・ザグレブの20歳マルコ・プヤカだ。
 
 タレントの宝庫クロアチアでも一、二を争う"宝石"として将来を嘱望されており、早くも1000万~1200万ユーロという高額の値札がついている。
 
 すでにファーストコンタクトは終了しており、数日のうちにもさらなる交渉が進められる見通しだ。
 
 もうひとりの候補は、フィオレンティーナ残留か移籍かがまだ明らかになっていないエジプト代表のモハメド・サラー。保有権を持つチェルシーとフィオレンティーナとの交渉に、ミランが割り込む可能性も出てきている。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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