ドルトムントが移籍市場最終日にクロアチア代表CBを獲得へ。チェルシーのイングランド代表FWを補強する可能性も?

2021年08月31日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ハドソン=オドイの獲得もある?

ドルトムント加入が近付くポングラチッチ(中央)。(C) Getty Images

 本日8月31日、欧州主要リーグの夏のトランスファーマーケットが終了する。

 今夏はリオネル・メッシのパリ・サンジェルマン行き、クリスチアーノ・ロナウドのマンチェスター・ユナイテッド移籍など、ビッグディールに沸いたが、最終日にも例年同様、多くの駆け込み移籍が行なわれるはずだ。

 そして、ドイツの雄ドルトムントにも動きがありそうだ。ドイツ紙『キッカー』によると、ヴォルフスブルクのクロアチア代表DFマリン・ポングラチッチの獲得に近づいているという。

 現在、ドルトムントはマッツ・フンメルス、エムレ・ジャン、ダン=アクセル・ザガドゥなど最終ラインに複数の怪我人を抱えており、ベルギー代表MFのアクセル・ヴィツェルをCBで起用する事態に陥っている。
 
 そこで白羽の矢が立ったのがポングラチッチだったようだ。20年1月にレッドブル・ザルツブルクからヴォルフスブルクに加入し、入団当初はCBの定位置を掴んだものの、昨シーズンから出場機会が減少。ヴォルフスブルクでは実質、余剰人員となっていた。

 今夏からドルトムントで指揮を執るマルコ・ローゼ監督はザルツブルク時代の恩師であり、新天地としては最適な環境と言える。さらに右SBに対応できることも大きなメリットだ。

 さらに、ドルトムントはチェルシーのイングランド代表FW、カラム・ハドソン=オドイの獲得にも動いており、実現する可能性は低くないという。

 いずれにせよ、10年ぶりのリーグ制覇を目指すドルトムントの"デッドラインデー"から目が離せそうにない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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