「ラスト1秒で悲惨なミス」ビジャレアルの信じられない痛恨OGに世界衝撃!「今年最もバカげたゴール」

2021年08月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

王者アトレティコを追い詰めるも…

信じられないミスで痛恨のオウンゴールを献上し、ピッチに倒れるマンディ(上)とルジ(下)。(C)Getty Images

 ピッチに次々に倒れ込む選手たち。そして、コーチ。そのシーンがショックの大きさを物語っていた。

 土壇場のラストワンプレーで衝撃のオウンゴールが生まれたのが、ラ・リーガ第3節のアトレティコ・マドリー対ビジャレアルだ。敵の"要塞"ワンダ・メトロポリターノに乗り込んだ後者は、開幕2連勝の昨季王者から74分に勝ち越しゴールを奪い、2‐1とリードする。

 5分が付与された後半アディショナルタイムも、残り20秒。ビジャレアルのゴールキックのこぼれ球を拾ったアトレティコのMFサウール・ニゲスが、ゴール前にロングボールを放り込む――。だが、そこに味方はおらず、ビジャレアルのDFアイサ・マンディがヘッドでGKのヘロニモ・ルジへボールを渡す。そこで終了のホイッスルが鳴る、はずだった。

 だが、マンディがパスした場所にルジはいなかった。ロングボールに自ら対応しようとしたのか、ゴールの左寄りに移動していたのだ。慌てて、横っ飛びで食い止めようとするも、無情にもボールはそのままゴールに吸い込まれて行った……。

【動画】「もはやギャグだ」ビジャレアルがラストプレーで献上した衝撃のオウンゴール
 この痛恨すぎるオウンゴールは瞬く間に拡散。スペイン紙『MARCA』が、「今年最もバカげたゴール」とこき下ろしたのをはじめ、「悲劇的なオウンゴール」(『Mundo Deportivo』)、「ラスト1秒で悲惨なミス」(『Bein sports』)、「もはやギャグだ。マンディは最後のプレーで味方のGKルジを騙し、エリア外から得点を挙げてチームメイトを驚かせた」(『RMC sport』)など、世界各国で取り上げられている。

 コミュニケーション不足から、最後の最後で献上してしまったオウンゴール。マンディとルジは、悔やんでも悔やみきれないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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