古橋亨梧は決定機を生かせず!セルティックは宿敵レンジャーズとのダービーに0-1で敗れる

2021年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

66分に先制を許す

伝統の一戦でフル出場した古橋。(C)Getty Images

 現地時間8月29日、スコティッシュ・プレミアリーグの第4節が行なわれ、古橋亨梧の所属するセルティックは、敵地で宿敵レンジャーズと対戦。加入後8戦7発と絶好調の古橋は3トップの左で先発に名を連ねた。

 超満員のサポーターのなか行なわれた世界屈指のダービーマッチ「オールドファーム」で、古橋は立ち上がりから積極的に左サイドでパスを受け、ゴール前に鋭いパスを供給。しかし、いずれも味方には惜しくも通らない。

 20分には相手のヘッドでのクリアをエリア内で拾った古橋が、右足で狙いすましたシュートを放つが、枠を捉えることはできない。

 さらに日本代表FWは、25分には決定機を演出。スルーパスにペナルティエリア左で反応し、中央へラストパスを送ると、待ち構えたエドゥアールは右足でフィニッシュするも、シュートはゴール左に外れてしまう。これにはポステコグルー監督も思わず頭を抱えた。

 32分にはピンチ。サイド攻撃から最後はケントにペナルティエリア手前から右足を振り抜かれるが、ここは右ポストに救われ、難を逃れる。
 
 後半に入っても一進一退の攻防が続くなか、66分にレンジャーズに先制を許す。バリシッチのCKからヘランデルにヘッドで叩き込まれた。

 1点ビハインドとなったセルティックは直後の68分、同点のビッグチャンスを迎える。ハーフウェイライン手前からの縦パスに古橋が反応し、GKと1対1になるが、マクローリーの好守に遭い、絶好機を逃してしまう。

 日本代表FWは、85分にもペナルティエリア右でパスを受け、右足を振り抜くが、これもマクローリーのビッグセーブに阻まれる。

 結局、試合はこのまま終了。セルティックは永遠のライバルに0-1で敗れた。なお、攻撃の中心として奮闘した古橋はフル出場している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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